X線CTの発明に刺激されて1978年に産声を上げた日本医用画像学会(JAMIT)は,‘83年には学会誌を創刊し,医学・工学の領域にまたがる医用画像工学の研究開発の活動に最適な場となるよう努力を続けてきた.画像情報取得は対象システムの解析,理解を目的としていることから,この一連の流れを意識した各段階ごとの技術展開が図られてきた.X-CTやPETなどが中心的話題となっていたものが,PACS,多様なイメージングモダリティ,そして画像診断支援技術と幅が広がってきた.このたび,知的画像診断支援に集中してきたCADMのグループとの合流で,この分野の活動が強く活性化され,これが広く医用画像工学研究に新たな発想を生んで,次の世代を支える科学技術として一層飛躍することが期待される.




